令和4年度「輝きの芸術文化作品展」(障害者週間記念事業・県民芸術祭参加)を下記のとおり開催いたします。

 

期日:令和4年12月3日(土)~9日(金)午前9時から午後5時(※最終日は午後12時まで)

会場:山形県身体障がい者保養所「東紅苑」会議室

内容:『障がいを克服した芸術家たち』~小川光蔵氏(洋画家、1936年~2020年没)作品展~

 

小川光蔵氏は、昭和59年、48歳の時に脳梗塞で倒れ、以来、右半身に後遺症を残し、身体障害者手帳の交付を受けました。

「右半分が駄目なら左がある。体が駄目でも健全な心がある。」と社会復帰を目指し、リハビリに専念され、その後も画を通して豊かな心を養おうと、左手で絵筆をとり、努力を重ねた結果、昭和62年第42回山形県総合美術展覧会(県美展)で初入選して以来、18回連続入選を果たしました。そのほか、様々な展覧会で受賞され、プロの画家として活躍されました。

令和2年11月3日にご逝去されるまで、長きに亘り、当芸術文化祭にも出展協力頂いた、小川光蔵氏を偲ぶとともに、これまでの功績を称え、作品展を開催いたします。

併せて、山形県身体障害者福祉協会が所有する、菊地隆知氏(版画家)、杉原正一氏(洋画家)、高橋東山氏(墨絵画家)の作品も展示いたしますので、ぜひ「東紅苑」までお越しください。

 

 

2022/11/16/